MZ-700関連書籍

習うより慣れろ。by 故ドクターパソコン宮永先生


MZ-700マニュアル

とっても表紙の宇宙ステーションとおじさんたちのイラストがいかしているオーナーズマニュアル。キーボードの模様がわずかに盛り上がっているのもポイント高いです。はっきり言ってコレ一冊有ればどうにでもなります。それほどビギナーから上級者まで使いでのあるマニュアルです。回路図まで載ってるし。個人的には各章の扉絵のパソコン先生(仮名)や飛行機械(こいつは思わずネタにしました)などのイラストがお気に入りです〜。

便利な回路図つき
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ADVANCED MZ-700(ソフトバンク編)

これはかなりマニアックな本です。さすがドラゴン雑誌、Oh!MZの別冊といったところでしょうか。PSGを作ってしまおうという記事があったり、プロッタプリンタで3D-CADみたいなことをやろうというプログラムが載っていたり。ゲームプログラムが色々載っていて(キャラグラデータが化けてたりするのは御愛嬌か?)、結構勉強になりました。協力スタッフに清水和人氏の名前も!

mz-700のハイテク活用術
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MZ-700シリーズ ザ・パソコンBASIC
MZ-700シリーズ パソコンゲーム・ライブラリー(共に廣済堂出版)

この2冊は使い込みました。特に後者の『ゲームライブラリー』の方はHu-BASICメインで、Hu-BASICをやり始めた頃に役に立ちました。さらにこの本は、BAISCで呼び出して用いる機械語のテクニックが非常にシンプルにまとめられていて良かったです。

わかりやすさ10倍楽しさ20倍(左)
おもしろタイフーン700GO!(右)

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MZ-700ジョイフル・パック(マイコンライフ編集部編)

この本は現役ユーザーの頃持っていたのではなく、最近古本屋で見つけたのですが内容が凄いです。まず圧巻なのが『これがパーソナルコンピューターだ・MZ-700立体解剖イラスト』です。ようするにショッカー秘密基地内部図解のようなモノなのですが、煽り文が「ハイグレードなクリーンコンピュータMZ-700の中はどんな風になっているのだろうか?そんな君の疑問に答えるため、ちょっと中をのぞいてみよう。なにかゲジゲジのようなものがたくさんあるね。ところがこれがスグレモノ、MZ-700をジョイフルマシンに変身させるのだ」などと飛ばし気味で良いです。あとハドソンの「レイホープ研究所」「野球拳」「ノルマンディ上陸」「ローディボール」などのHuPackゲームのリストが惜しげもなく公開されてたりします(キャラグラ部分の誤植多し)個人的には是非「カンニング大作戦」とかも入れて欲しかったのですが。

ホーム・コンの魅力を引き出す
さてこの本にはとどめに『パソコンアドバイス・エキサイティングに広がるMZ-700の世界』という題で座談会が収録されているのですが、そのメンバーの一人に(有)ハドソン・高橋利幸氏の名前が!なんと高橋名人がMZ-700の世界を語っているんですね〜!しかも当時は有限会社。

緊急紹介・高橋名人MZ-700語録

・『キーボードが大きいし、カナも五十音順に並んでいて、初心者向けの機種だな、と.....。メモリーも64キロ入っていますし、カセットがついて8万9800円で、家庭のテレビアンテナにつなげば、すぐに使えるんですね。将来性のある機械ですね。


・『D000番地からPOKEで書けるんですね。そういう点でマシン語が使いやすいんです。ですから、MZ-700を使って自分のBASICを作ることも可能じゃないかな、と。


・『家庭用の機器や、回路周辺の操作をするということも、簡単に出来そうです。


・『(プログラミングのコツについて)BASIC講座でマスターできる人が20人に2人か3人といわれますが、やり方次第だと思うんです。僕が教えるときは、インプットを教えたら2〜3時間はインプットしかやらないんです。そのうえで短いプログラムを何本も書けば、自然に覚えて、複雑なものもできるようになるんじゃないでしょうか。』


・『(最後に一言)これだけのものを、この値段でよく出してくれた、と....。同じくらいの値段の他の機種よりずっと拡張しやすい。これは特記すべき事だとおもいます。』


......どうですか?あの、指一本でバイクを止めたりスイカを16連打で割ったり土木工事や滝に打たれたりして特訓してスターソルジャーで毛利名人と闘った高橋名人とは思いもつかない技術者っぷり。名人としての高橋氏もイカしますがこっちの高橋氏もカッチョ良いではないですか!しかもMZ-700をべた褒め。んあ〜合格です!

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こんにちはマイコン
らくらくマイコン(共に小学館)

前者はだれしも読んだことでしょう。私もナイコン時代に読みまくりました(んで、親にぴゅう太ねだったり)。後者は初期のポプコム(うる星やつらのカセットレーベルなんかがおまけについてた頃)に連載されてた、MZ-700を教材にもってきてるという今思うと凄い漫画です。ああ懐かしい。

マイコン体験まんが
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パソコンサンデー(ラッセル社編)

宮永先生がめちゃめちゃ渋かったパソコンサンデー。私が見ていたときは熊本のキャリーラボの宣伝も流れていましたねぇ。副音声でプログラム流したりして。LOCATEを「ろーけーと」と発音してたり。いい番組でした。あ、この本はMZ-1500が教材の頃の本ですね。チュンソフトの中村氏がMZ-1500で開発中のドアドアを公開したりと結構熱い番組でしたね〜。カムバック、ドクターパソコン!号泣。

SHARP提供テレビ番組テキスト
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POPCOM(小学館)
LOGIN(アスキー)
Oh!MZ(ソフトバンク)
マイコンBasicマガジン(電波新聞社)

最後はよく読んでいた雑誌です〜。ポプコムは初期の頃読んでました。二回ほどプログラムコンテストに出して図書券もらった思い出があります(この表紙の号にオイラの名前が載ってたりします(^^;)。ログインは馬鹿記事目当てで買ってました。ヤマログとか懐かしいですねぇ。この表紙の号にはオイラお気に入りの「What's IZU」特集が!干物屋シミュレーションとか載ってます。ワニバナナ園にいきたい。Oh!MZは表紙がある一年間シド・ミードだったんですよね〜、うぅカッチョ良い!最近Oh!Xは復活して会長の古旗さんとか載ってますよね(^^)。最後にベーマガ。ああ一度でいいからイラスト投稿なりプログラム投稿なりやっとけばよかったです。電波新聞社はMZ-1500にいっぱいナムコの移植やらオリジナルを出してくれたのが良かったです(^^)。プログラムコーナー、いつまでも続いて欲しいですね!

あ、コンプティークとテクノポリスの写真撮るの忘れてた。んあ〜。

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