PC<->MZ通信にチャレンジ!


あるひ、紅茶羊羹さんの『We LOVE MZ』に次のような文章が…

「MZのプリンタポートとPCのパラレルポートをケーブルでつなぎ、データ転送を行います。」

えっ!?じゃぁ、カセットデッキなしでプログラムの読み書きができるってこと!?

「MZ側にいちいち TR.MZT をロードするのは面倒ですので、パッチを当てたIPL ROMに差し替えてしまうと非常に楽になります。」

じゃあ、BASICの自作ゲームもひょっとして…?

「S-BASIC, Hu-BASICにパッチを当てることでBASIC上でも同様にPCとの通信を行えます。」

超スゲー!超スゲー!


そしてなんと、紅茶羊羹さんの御好意で、ケーブルとロムを試すことができたのです…!

もう、カセットテープには戻れません(ホントにホント)。


さあ、700をばらしましょう!
上が元のロム、下がパッチずみロム。
右側中央のプリンタ切り替えスイッチを外部側へ。
せっかくなのでキーボード掃除も。きたないなあ。

PC<->MZ通信のために(その1)。
1)ケーブルを用意する
2)書き換え済みのロムを用意する
3)700を開けてプリンタ切り替えスイッチを外部側に切り替える
4)ロムを差し換える
5)PCとMZを1)のケーブルで接続
これでまずは機器の準備はオッケーです!

ロムを差し換えましたよ!
さあ組みなおしましょう!
やった!PCからロード完了です!
紅茶羊羹さんのY2K700も軽々とロード!

PC<->MZ通信のために(その2)。
1)GIVEIO.SYS をMZtrans.exe と同じディレクトリに置く
2)MZtrans.exeを実行する
3)700の電源を入れてPコマンド(Sコマンド(セーブ)、Lコマンド(ロード)の対象をPCとの通信に切り替え
4)PC側で転送したいテープイメージファイルを指定
5)700でLコマンドを入力
これでPC上のMZTプログラムが直接700で読み込まれます!

700は家庭用テレビに繋いでます
BASICでもプログラム転送が!
自作BASICプログラムもこの通り!
Ugeoさんのゲームもあっという間にロード!

PC<->MZ通信のために(その3)。
1)BASICのイメージファイルを用意する(複製を用意)
2)S-BASIC, Hu-BASIC用のパッチとBASICイメージをbfc.exeにドラッグ&ドロップ
3)パッチを当てたBASICを700で読み込む
4)LPTコマンドを入力(SAVEコマンド、LOADコマンドの対象をPCとの通信に切り替え)
5)PC上でBASICプログラムをセットして、700でLOADコマンドを入力
これでPC上のBAISCプログラムも700で読み込まれます!LOADMも可能です。
また、MZからPCにデータをセーブすることも可能です!PC側にMZTファイルが自動的に作られます。

*** 紅茶羊羹さん、すばらしいMZ体験を本当にありがとうございました! ***

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