12.3 OpenSpace福岡5周年記念大会 試合結果


第一部 HZCC最強トーナメント選手権リーグ戦

すべての試合は30分一本勝負で行う。

Aブロック

Bブロック

  アタリ キッド スカル タイガー 龍造寺
アタリ

-
 ×  ○  ×  ○
キッド  ○

-
 ×  ×  ○
スカル  ×  ○

-
 ○  ○
タイガー  ○  ○  ×

-
 ○
龍造寺  ×  ×  ×  ×

-

優勝決定戦
ラディ○-×タイガー

  ティラノ 魚眼原人 プリンス サンチョ 小林
ティラノ

-
 ○  ×  ○  ○
魚眼原人  ×

-
 ○  ×  ○
プリンス  ○  ×

-
 ×  ○
サンチョ  ×  ○  ○

-
 ○
小林  ×  ×  ×  ×

-

優勝決定戦
ティラノ○-×サンチョ

あらゆる勝ち:○ あらゆる負け:× 引き分け:△


Aブロック


1位 ラディ・スカル(20ポイント)トーナメント出場決定!
(寸評)戦前より今大会の優勝候補と噂されているラディスカル選手。攻撃パラメーターが全部10点という極端な身体能力と、地獄直送のエグいストレッチ技で勝ち星を稼いだ。タイガーに2度勝っている一方で、アタリスキーにまさかの短期決着で負けてしまったモロさに不安が残る。

VSタイガー VSキッド VS龍造寺 VSタイガー(決定戦)
11分24秒 ジャイアントバックブリーカー 10分28秒 羽根折り固め 13分44秒 ジャイアントバックブリーカー 10分04秒 裏足四の字固め

2位 タイガー・アルチャンコ(15ポイント)トーナメント出場決定!
(寸評)必殺技と得意技にすべてタイガーの名前が付く、パンサーの星の元に生まれてきたといっても過言では無いマスクウーマン。切れ味の鋭い固め技で勝ち星を量産する姿は、まさに技のデパートであった。

VS龍造寺 VSキッド VSアタリ  
 
20分53秒 四の字ジャックナイフ固め 10分43秒 ラ・マヒストラル 7分13秒 ミステリオ・ラナ  

3位 ボルテージ・キッド(10ポイント)
(寸評)切れ味鮮やかなメキシカンピースクラッシャーと対照的な、執拗なまでの電撃攻撃のメリハリの良さは、奇異な容姿に負けずに人々の記憶に残ったであろう。アタリスキーとの試合はAリーグのベストバウトとも言える、息を付かせないスリリングな展開であった。

VSアタリ VS龍造寺    
 
 
17分30秒 STF 17分47秒 エレクトロ・ショック    

4位 アレクサンダー・アタリスキー(10ポイント)
(寸評)主催者サイドから戦前より、学生プロレスゆえの力不足が不安視されていたが、なんと2勝するという奮闘ぶりであった。ブレイクアウトから空中胴締め落としの流れがハマると、十分勝ちを狙えることを証明した。残る課題は、体力の少なさをどうカバーするかであろう。

VSラディ VS龍造寺    
 
 
8分36秒 フライングボディシザースドロップ 10分00秒 フライングボディシザースドロップ    

5位 龍造寺 巌(0ポイント)
(寸評)重厚な風貌からは予想の付かないアクロバティックな固め技を連発し、大いに会場を湧かせた龍造寺選手。ドライバー系などの、打撃以外のダウン技を覚えれば、上位を狙える選手に化ける可能性は大いにあると思われる。


Bブロック


1位 ティラノ 猿吉(20ポイント)トーナメント出場決定!
(寸評)急遽エントリーされた謎のマスクマン。凶器、噛みつき、金的等々、徹底した反則攻撃の連発で相手を弱らせ、ここぞのタイミングで炸裂させるストレッチ技や丸め込み技で着実に勝ち星を稼いだ。中でもサンチョ選手から2回勝っており、まさに本大会のダークホース的存在である。

VS魚眼原人 VS小林 VSサンチョ VSサンチョ(決定戦)
13分11秒 拷問キャメルクラッチ 10分49秒 エルボードロップホールド 8分34秒 ドルフィンスペシャル1号 6分06秒 拷問キャメルクラッチ

2位 サンチョ ジブラルタル(15ポイント)トーナメント出場決定!
(寸評)とにかく相手に一度からみついたら離れない、蔓植物かタコのようなスキンシップ・レスリングで着実に勝ち星を稼いだ。特に見事なのは必殺技の愛の嵐。単なる見せ技と思われていた、ローリングクレイドルも十分フィニッシュ・ホールドとなる事を世に知らしめてしまった功績は、大きい。

VSプリンス VS小林 VS魚眼原人  
 
10分13秒 愛の嵐 14分02秒 ベアハッグ 15分32秒 弓矢固め  

3位 魚眼原人ヒカリモノン(10ポイント)
(寸評)以前、OPENSPACE地下闘技場で王者となった経歴より、Bブロックの優勝候補と思われていた竜宮の使い・ヒカリモノンがまさかの予選リーグ敗退となってしまった。意外と関節・締め系に強い選手がBブロックに多かったのが原因か。

VSプリンス VS小林    
 
 
13分19秒 飛びつきクロスヒールホールド 15分41秒 スナイパー・クロス・フェイス    

4位 プリンス 別府(10ポイント)
(寸評)今回、プロレスリングショーに初挑戦となる選手だが、見事2人の敵をサソリ固めで破った。特にBブロック優勝のティラノ選手の全勝ストップにつながる勝利は、まさに殊勲といえよう。

VSティラノ VS小林    
 
 
13分32秒 サソリ固め 20分07秒 サソリ固め    

5位 小林 かね子(0ポイント)
(寸評)アタリスキー選手と共に本大会のためにスパーリングを積んできた女子学生サンボナンバー1の小林選手だが、残念ながら全敗してしまい、見事2勝をあげたアタリ選手とくっきり明暗が分かれてしまった。体力を付けた上で、必殺技の歌舞伎Zへつながる、中継ぎの技をもっと覚えれば、勝利も見えてくるのではないか。


決勝トーナメント


第二部 HZCC最強トーナメント

両ブロック上位二名、合計四名による決勝トーナメント戦(時間無制限)

準決勝 第一対戦 Aブロック一位  Bブロック二位
準決勝 第二対戦 Aブロック二位  Bブロック一位
決勝戦 第一対戦の勝者  第二対戦の勝者


準決勝 第一対戦

遂に、決勝トーナメント開始!

序盤よりサンチョの密着戦のペースが続く。

一回目の、愛の嵐が炸裂!

ラディスカルの反撃は、単発に終わる。

コーナーでは、こんなエグい技も披露。

圧巻は、9分すぎに見せた、場外での愛の嵐!

ラディも火炎を噴射し、抵抗を試みるが...

遂に4発目の愛の嵐で、サンチョが勝利した。

サンチョ○ (10分34秒 愛の嵐) ●ラディ

(寸評)序盤からラディスカルにほとんど反撃のチャンスを与えず、サンチョの圧勝といえる試合となった。それでも3発の必殺技・愛の嵐を跳ね返して見せたラディスカルの根性は見事であった。場外でのビッグファイアーは今大会のハイライトといえよう。


準決勝 第二対戦

第2対戦開始!嵐の、予感。

いきなりレフェリーと交錯!

ドロップキックと、毒霧の撃ち合い!

ティラノは隠し持っていたケンドー・スティックを!

タイガーのドライバー技が、流れを変える。

一向に反則を止めないティラノ、今度はフォークを!

この一撃が、タイガーを本気にさせたのか?

竹刀攻撃の直後、デルフィンバックブリーカーからムーンサルトフォールに繋いで、激勝!

タイガー○ (10分32秒 ムーンサルトフォール) ●ティラノ

(寸評)反則王と、超正統派レスラーの一騎打ち。噛みつき、金的、凶器、竹刀と、ありとあらゆる反則攻撃でタイガーを翻弄したティラノは、9分頃に見せたデルフィンスペシャル1号が最大のチャンスであったが、ロープに助けられたタイガーに一歩及ばなかった。お互いの意地と意地が真っ向からぶつかり合った、今大会のベストバウトと言えよう。


決勝戦 (ムービーをココで見ることが出来ます。要QuickTime)

泣いても笑ってもこれが最後!決勝戦開始!

タイガーのローリングソバット!

タイガーの鮮やかな稲妻レッグラリアート!

サンチョはコーナーでのムーンサルトを敢行。

タイガーのソバット再び。

サンチョの密着投げ炸裂!

そして、遂に愛の嵐、発動!

なんと1発目の愛の嵐でピンフォール!意外な短期決着となったのであった。

サンチョ○ (3分15秒 愛の嵐) ●タイガー

(寸評)寝技の得意なサンチョと、立ち&跳び技の得意なタイガー。業師同士の決勝戦となったため、長期戦が予想されたが、思わぬ短期戦となった。インターバルなしのタイガーに、準決勝戦の疲労が残っていたのかもしれないが、短い時間の中でお互い見事な技を出し合った、内容の濃い決勝戦となった。

優勝 サンチョ・ジブラルタル選手!
おめでとうございます。

優勝商品は、OpenSpace福岡制作の、手作りTシャツです!


☆ 第2回OPENSPACE杯(個人の部)、閉会のごあいさつ ☆


え〜、主催者兼レフェリーを務めさせていただきました、すぎもとです。

今回2回ほどダウンさせられましたが、なかなか公正に裁けたのではないかと思っております。

まずは優勝されました、サンチョ選手と鍵十字プロレスのSin代表に、敬意を表します。

非常に見応えのある試合を、サンチョ選手は連発してくれました。素晴らしかったです!

ほかの選手の皆さんも、全員すごかったです。参加してくださって、本当にありがとうございました。

そして、ここまで観戦してくださいました訪問者の皆様。楽しんでいただけたでしょうか?

次回の大会の際には、是非あなたも選手を出してみませんか?お待ちしておりますよ。

さて個人の部はめでたく無事、終了いたしましたが、程なくタッグリーグ戦を開催いたします。

さらなる熱戦が期待できます。皆さん、お見逃しの無いよう、お願いいたしますね。

それでは、またこのHZCCのリングで、お会いしましょう。

今日は本当に、ありがとうございました。押忍!


2001年12月3日 HZCC代表 すぎもと


- 提供 -


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