Sinさんの部屋


(下:どこかで安くザ・グレートラグタイムショーの

基板がないかなあと物思いに耽る副部長の図)

(1)話のネタででこ奈誕生

最初は杉本さんに頼まれてでこ奈の原形となるキャラのデザインをしたのがきっかけ。実のところ言うと、キャラデザと小イベントをちょろっと作って話のネタになって、「恋愛シミュレーションツクール」の流行はおしまい、という流れになるだろうと予想してましたさ。「テクノモーター」がライディーン再生装置で終わるのと同程度の確率はカタい、とね。

(2)奴は本気だ!

ところが杉本さんがあれやこれや手を打ち始め(杉本さんのスタッフルーム参照)、ついにはDOS-Vマシン購入という暴挙!奴は本気だ!そんなこんなでゆっくりと回り出した開発体勢、だけど最初は本当にゆっくりでしたな。
個人的にはイベントの例や出現位置チャートなどの枠組みを提示して、あとは高見の見物を決め込もうかと無責任な事を考えていたんだけど、元々モノを作るのが好きなだけに(得意ではないが)居ても立ってもいられなくなり、気がつけばこまごました作業をやっている自分がそこに。もっと早めにとっかかりを作っておくべきだったなぁ〜と今になって思いますね。


(3)でこ奈話アレコレ

でこ奈のデザインは元がシューター(ガレッガレディー)だったので、サバサバしたタイプかねーという感じになってます。一応泣きボクロがチャームポイント…なのかなぁ?性格は杉本さんが結構骨格を作って(なんか私も性格のモデルに入っているらしいが)、えびえびさんが肉付けした傾向がありますかね。特に暴走気味な側面を。あとデコはアクの強いゲームが多いので、ゲームネタでは不自由しないという面が割とおいしかったかなーと思ってます。イベントと言えば対談でも言ってるけど、私が作ったイベントは大人しい傾向がありますねー。
女の子がゲームの単語を連発するだけで既にファンタジー飛びまくりなんですが、それでも地面に足のついた話にしたいという欲求が働いたようですな。ううう。あ、ベストエンディング(一定条件を満たすとスタッフロール後に見れます)は「ナイトスラッシャーズ」のエンディングBGMをイメージして作りました。ってCD持ってないとワカンナイですかそうですか。それ以前に聞いてませんか。


(下:ゲームには出なかった亜衣ちゃんの図)

(4)東亜ギャルレギュラー化計画

これまた対談でも言ってますが、東亜プラン女子は欲しかったすねー。生真面目タイプ。そういう意味じゃ織香(あるイベントで登場します)はイメージ近いかも。あとアイレムもね(これもチョイ役)。とは言ってもねー、このゲーム作ってる間にSNKはアルゼになっちまうしアタリはミッドウェイになっちまうし参りますねどーも。

(5)お楽しみは、終わりだ!(お約束)

ゲームてなぁ(ゲームに限らんけど)、自ら積極的に楽しむ姿勢を取ることで、新たな次元の面白さが見えてくるもの。NOW RUSHING INTO NEXT ZONEつーか、まぁ場合によってはDIVE INTO NEXT TROUBLEって事もあるかも知れんですがそれはともかく!この「年末」ってゲームを作ったのも、開発スタッフたちのゲームを積極的に楽しむ態度の表れ…であると信じたい。それがプレイヤーのみなさん(そんなにいるのか?)にも伝わって、ゲームを楽しむ姿勢に若干のポジティビテェ〜が加わっていただければこれ幸い。
そんなところで。


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