★ゲーム天国(SS/ジャレコ/1997/STG)

アーケードの人気が低かったシューティングゲームの移植作。イマイチマイナーなジャレコキャラが多数出演という、なぁんかパロディウス路線を狙ってま〜すみたいな企画物なんすけど、サターン版でまさかの大化け!
ジャレコ系声優+人気声優と気合いの入ったオマケの数々でなんともイカすシューティングゲームになってます。
といっても、麻雀が無くても99%成り立つ凄い麻雀ゲーム「スーチーパイ」を生み出したジャレコのゲームですからシューティング部分が充実しててすごく面白いわけではなくて、それ以外の部分がなんともナイスなゲームなんです。
色々喋る。西原久美子ファンは泣いて喜べといわんばかりだ。
オリジナル面のカラオケ面ではボスキャラのミサトが歌う、さらに画面狭しと踊る。ミサトがCool Down〜とか歌うと歌に合わせてCOOL DOWNという文字がそのまま敵となって弾を吐き出しながら自機を襲う。......よくこんな企画通ったなぁ、すごいやジャレコ!
もうひとつのオリジナル面の家庭用ゲーム面では好きとか嫌いとか最初に言い出したの誰かしらなゲームやプレステで7作目が発売予定の大作RPGにしか見えないところでシューティングしまくります。.....こんな面よく出せたなぁ、すごいやジャレコ!まあこの他にもCD-ROMの警告音声が入っているトラック部分ではセガ系ユーザーの心を見事に表現していて大笑いさせてくれたり、初めてゲームを立ち上げるときに本体RAMにセーブデータ作るのにわざわざその旨を表示して喋らせたり、面の間に入る会話シーンでかなりヤバイ笑える会話があったりしてシューティング以外で客を楽しませてくれます。
遊ぶ部分以外の細かいところをつくりこみ、それをサターンで発売する姿勢は裏ゲームアーツと呼びたくなります。すごいなぁジャレコ。
でもゲームはただのボンバー駄目シュー。すごいなぁジャレコ。
By りくすけ小学3年生

んあ〜ここまで来ると怨念すら感じるほどの過剰演出&コテコテなストーリー展開、とどめのこおろぎさとみの歌。すごいなぁジャレコ。そうそう、ぶたさんの声が渋いョ!(ぶたさんの基板を昔持っていた杉本)


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