★THEXDER(PC-88, MSX, FCなど/GAME ARTS/1986)


ええっと、テグザーっす。THEXDERと書いてテグザーっす。ええせんすしてますわ。もう説明すんのもバカらしいくらい有名なゲームですが、とりあえず軽く内容の説明おば。
 基本的にはサイドビューのアクションゲームっすかね。でも自機は人やなくてロボット。しかも変形機構つき。かなりのスピードで戦闘機形態に変形や!イメージ的にはフォーメーションZですな。わからん人はすんません。んでゲーム自体のイメージは機動戦士Zガンダム-HOT SCRANBLE-のアクションステージですわ。マップも迷路進むんやしね。多分テグザーぱくってやってたんやろうね。Zは。でもこのテグザーはもっといかす。何がイカスってその装備がいかす。武器はなんとレーザーカノン一丁!しかしそのレーザーがくせもんで、戦闘機形態ん時は進行方向(なんと八方向)にしかうてないけども、男らしくロボになると敵を自動ロック!そいつにむかってビビビッっと照射してくれます。それと自らのエネルギーを若干消費(0でゲームオーバー)して張るシールドもイカス。シールド自体に攻撃力もあって、ふれる敵を結構粉砕してくれるんで使い勝手はナイスですわ。ただし、テグザーは何してもエネルギー減ります。なんもせんでも減ります。走っても、飛んでも、じょじょに減ってます。レーザー撃ってるとガンガン減ります。燃費悪いっす。このシビアさをみりゃわかりますが、結構難易度はあるっす。こせない事はないけど。おおっと、ファミコンはべつもんね。レーザーちゃう(変なカラーボールが飛ぶ)し。
 ステージは全部で・・・・何面やったけ?かなりあるっす。20面くらい。洞窟入ったり結構敵の雰囲気も変わったり、当時としては実にヴィジュアル的に訴えるものの強いゲームでした。その八方向高速スクロール、及び高速アニメーション、間違いなく当時最高級の技術力ですわ。そのへんは流石ゲームアーツ。やけにマップが広いとか、曲が一曲とか、敵が妙に固いとか昔っぽさもありますが、やらなきゃ損なゲームっしょう。ちなみに全ステージをクリアすると、メッセージが出て、二面から再スタートですわ。でもええんや。おもろいから。
 で、やはりこのゲームを語るにおいてはずせないのが、タイム切れ(表示はされてない)と同時にどこからともなく現れるやけに固い誘導ミサイルの群ですな。終盤に行くと、マップが広いんで結構しらんかったら道にまようんすよね。道狭いし。そこでこいつら来たらもう終わり。誘導ミサイル言うたかて壁に当てて潰れるわけやない。いうてまえば「ミサイルの形したやけにしつこくて強い敵」ですな。こいつらの強さはコンピュータの壊しかた失敗して襲ってきたパーツよかたち悪いっす。このゲームのこつは、補給路を考慮した最短ルートを探し出す事ですわ。エネルギーはほっとっても減ってきますからちゃんとパワー回復の敵はしばかないけません。上限アップしてくれる奴は必ずころさなあきません。でも、あんまり遠いなら見逃した方が吉っすね。コストの方が多いんも見送りっす。
 さてさて、実はこのゲーム、VerUP版と2があるっす。この二つは非常に入手しにくいと思いますが、2は是非やって欲しいっすねぇ。なんと1のストーリーと完全につながってるし。むっちゃストーリーできてるし、曲いかすし。ほんで、もう一つ、これはまだ試してないんすが、テグザーはリメイクされてWin95版が出てます。中古のくせに6000円ぐらいしとるくせものですが、どうなんでしょうね。なんか画面写真は全然雰囲気変わってもうてたけど。
 俺っちとしては、是非新作として復活して欲しいゲームの一つですわ。デーンデレデレデーン!デーンデレデレデーン!(テーマ曲)ってな!!


By サミエルさん


※がしがし変形する自機と追尾レーザー光線が非常に新鮮なゲームでした。あと体力回復の変なハンバーガーみたいな奴?当時あんなに縦横無尽に全方向スクロールさせるとは流石技術のゲームアーツって感じ。ぎゃん自己も好きだったけど。ファミコンの変なカラーボールも味わい深いなぁ(^^;(デーンデレデレデーン!な曲が好きな杉本)


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