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★連作タイムシークレット第2弾のタイムトンネルは、ネコジャラ氏が製作した、コマンド入力式タイムトラベルSFアドベンチャーゲームであります。すでに第1話で高い評価を得ていたこのシリーズですが、この第二話でその評価は不動のものになりました。パッケージにはこの時代には珍しい『マルチ・アドベンチャー!!』の文字が踊り、さらに画面数140(前作100)、登録後330(前作260)、登場人物21人(前作15人)と数字の上でもパワーアップ! ★今回もキャラクタグラフィックを駆使した画面表示は見事に高速で美しく、さらに前作よりも表示ウインドウが大きくなって迫力満点!。しかもテープ二本組で2552年のベガサイト&ダナーク星と、地球の1世紀から20世紀までを、まさに縦横無尽に飛び回るというボリュームたっぷりの内容だったのです(しかもマルチエンディング)。これで4300円ですから大変お得だったと言えましょう。 ★ゲーム中にはネコジャラ氏の銅像が登場したり、前作とのリンクがあったりと今回もニヤリとしてしまう場面が盛り沢山です。相変わらず登場人物のセリフ回しもお洒落です。本作も、MZ以外の機種にも多く移植されていますので、遊んだことのない方は是非プレイされることをお薦めします。惜しまれるのは、出る出ると言われていた第3弾が結局でなかった事。今からでも遅くないですからネコジャラ氏には頑張っていただきたいのですが(サターンなんかでどうすか。マジで)。はてさて、今回も学校の授業中に、コマンドをあ〜でもこ〜でもないと考えまくった、古き良きコマンド入力式アドベンチャーの醍醐味をこのコーナーで少しでも共有して戴ければ幸いです。 |